「ギャル×オタ〜織川きららはお世話したい〜」をプレイしての感想
概要
「ギャル×オタ〜織川きららはお世話したい〜」は2023年に8月にコンフィチュールソフトから発売されたゲーム。ここ最近ロープライス路線に舵をきったのか、2023年は4本も新作をリリースしましたね。
ヒロインはもはや鉄板となりつつあるギャルもの。ギャルも多種多様ではあるんですが、おおむね「明るい陽キャで性にも奔放」か「遊んでいるように見えて実は純情で母性が強い」のどちらかが多い気がするんですが、本作は後者です。王道路線ではあるんですが、相模恋さんの演技がとにかく素晴らしい。
原画:まんごープリン
シナリオ:渡辺僚一、夏森公彦
キャスト:相模恋(織川 きらら)
総合評価
- ストーリー : 6点
- ワードセンス : 7.5点
- キャラクター : 7点
- エロ&グラフィック : 7点
- その他 : 5点
総合評価:32.5点(50点満点)
作品の総評
ストーリーとしてはオタクでちょっと卑屈なところのある主人公が、かつては仲良しだったもののいまは疎遠になっている女の子「織川 きらら」を交通事故からかばって、怪我をおってしまうことから始まります。
そこからいろいろとお世話(もちろん下の方も含む)をしてくれるようになり、また昔のように距離感が縮まっていく・・・といった流れです。全体的にはけっこうテンポよく進みますし、ロープラ作品らしく変にシリアスな場面もありません。
まあシナリオそのものは正直「よくあるやつ」です。斬新な展開とかはほぼないですし、恋愛描写も自然なもののあっさりめ。缶詰少女ノ終末世界とか書いてる渡辺僚一さんがライターだったというのが、いろいろ期待と不安の入り混じるポイントでしたが、ロープライス作品なこともあってか、独創的な世界を打ち出したりはしなかったですね。Hシーン7回、CG20枚と、ボリューム面も定価3,000円と考えるとまずまずといったところ。
じゃあ本作で一番を推せるポイントはとこだと聞かれたら私は・・・
「相模恋さんの演技がとにかく素晴らしい!」
と声を大にして叫びます。
いやあ・・・めちゃくちゃ良かったですね。どちらかと言えばこう、声に個性がそれほどないタイプの声優さんと思うのですが、そのぶん演技力が光るというか。
ギャルらしいノリの良さがありつつも母性を秘めている感じが、とてもナチュラルに出ていました。マジで虹(本文引用)。
一発でファンになってしまいましたよ。プレイしてもらえれば共感してもらえるんでないかなと思います。
おわりに
というわけで「ギャル×オタ〜織川きららはお世話したい〜」のレビューでした。
シナリオは本当に可もなく不可もなくって感想ではあるんですが、相模恋さんの熱演がぐっと作品の魅力を引き上げています。
テンポよく冗長な部分もなく進められるので、気軽にギャルに癒されたいって方は手にとってみてはどうでしょうか。
総合評価
- ストーリー : 6点
- ワードセンス : 7.5点
- キャラクター : 7点
- エロ&グラフィック : 7点
- その他 : 5点
総合評価:32.5点(50点満点)