おウチでひたすらにイチャイチャする系同人ゲーム 6選

家に帰ってきたらなんか美少女が優しく出迎えてくれる。人類共通の夢だと思います。

そこで今回は、ひとつ屋根の下でひたすらにイチャイチャする系の同人ゲームを6つ紹介していきます。

同人ゲーム② シロウト家出娘と俺

• シナリオ　★★★★
• ゲーム性　★★★★
• 恋愛描写　★★★★
• 世界観　やや暗い
• アニメーション　行為中の局所のみLive2D
• サービスシーン　豊富
• ボイス　要所のイベント＋あいさつ
• ボリューム　15～18時間くらい

レベル1より2021年に発売。本チャンネルでも過去に取り上げましたが、おととしの年末に発売された直後からすごい勢いで売れて、今でも人気を博している同人ゲーム。

ストーリーとしてはブラック企業勤めで消耗して、フリーターをやっている主人公の「俺」が、ある日偶然に家出少女と出会い保護したことから同居生活が始まって次第に仲を深めていくといったもの。

シチュエーションとしてはさっきの1roomに似てますね。

違う点としてはこちらはけっこうちゃんとストーリーがあろ、信頼度が高まっていくと二人の関係性や取り巻く状況が変化していくこと。

あとは多数のアイテムがあってヒロインの開発度合いパラメーターが細かいなど、シミュレーション要素が非常にしっかりしてることでしょうか。

さっきの1roomのサービスシーンは言ってしまえば、ただコマンドを選択していくシンプルなものですが、こっちは複数のアクションを組み合わせて選択できたりするので、ヒロインと主人公が同時に達するにはいろいろ調整したりしないといけません。

ゆえに現実と同じで最初は普通に失敗するんですよね、笑。

それがだんだん慣れてくるとお互い上手くいくようになってって、そんな変化を楽しめるのが面白い点。

どれだけ上手くできたかはわりと具体的にポイント化されて、それによって収益が増えたりするからゲーム性も高し。

ヒロインも清楚可愛いし、歴代のおウチ系同人作品の良い部分をきっちり受け継いだうえでまとめたような総合力の高い作品だと思ってます。

今回紹介する6作のなかでは個人的には一番初心者にオススメできる1作かと。

ちなみに今年中に続編・・・アペンド？の「シロウト家出娘と俺 SweetDays」が出るらしいです。

同人ゲーム③ 怠け怪獣姫は働きたくない

• シナリオ　★★
• ゲーム性　★★★
• 恋愛描写　★★★
• 世界観　明るい
• アニメーション　待機中の立ち絵＋行為中がLive2D
• サービスシーン　少ない
• ボイス　要所のイベント＋あいさつ
• ボリューム　6～7時間くらい

2022年にPantyParrotから発売された同人ゲーム。

内容としては平凡な生活をおくる男が気まぐれで、神待ちサイトを使ってみたとところやってきたガオと名乗る不思議な怠惰系少女と生活を始めたが、実は彼女は宇宙からの侵略者で地球を滅ぼす怪獣を召喚できる存在でって話。

年齢はなんと18万と1000歳。

ユニークな点は彼女と同盟を結ぶってとこですかね。

やや設定が込み入っており、このガオという侵略者系ヒロインは何と言うか下っ端営業マンみたいな感じで、上司から破壊ノルマを課せられて地球にやってきてるんですよね。

しかし極度にやる気のない彼女は地球征服の任務を放棄しがち。

じゃあ地球にとっては良いことなのでは？・・・と思いますが彼女がこのままノルマをこなせず左遷されると、次はもっとやる気がある営業マンがやってきて地球は滅びるだろうって言われちゃうんですよね。

つまり主人公がとれる最善の選択肢としては、適度に地球を壊して最低限の破壊ノルマをクリアしたうえでこの怠け者侵略者に地球に留まってもらうこと。そのための同盟を結ぶって感じです。

特徴としては絵柄と同じくポップで明るい世界観。

おウチ系の作品ってワケアリの男女が同棲するという状況ゆえに、取り巻く世界感はけっこう暗かったりするんですが、本作はそんな湿った感じはほぼなし。

あとこの適度な侵略がマリパのミニゲームくらいのレベルですが、ストラテジー風のゲームになっていて、ぼーっとやるには悪くありませんでした。

最初は無感情なガオがだんだん懐いていろんな表情を見せてくれるのも良き。

ただサービスシーンの奥行きがそんなにないんですよね。

Live2Dがつくのは正●位だけで、それ以外はイラスト＋BGVのみだったのは少し残念。

ロープラのアプリゲームに萌えゲー要素がちょっと加わっているくらいのイメージでいたほうが良いかもです。

あ、そういえば本作steamでも販売されていてそっちだと完全に無修正。初めてやった時ノーモザイクでびびりました。

同人ゲーム④ 幸せのダブルルーム

• シナリオ　★★★★★
• ゲーム性　★★
• 恋愛描写　★★★★
• 世界観　非常に暗い
• アニメーション 行為中がLive2D
• サービスシーン　豊富
• ボイス　フルボイス
• ボリューム　8～10時間くらい

お次もsteamで購入できる作品。Connectionから2022年に発売されたゲーム。

家庭でも学校でも多くの問題を抱える主人公が、ある日昔馴染みのお姉さんに再会。

彼女も彼女でいろいろ複雑な事情を抱えていて、もう何もかも嫌になって全てを捨てて逃げ出そうとしたところ、それも上手くはいかずしかもなぜか彼女の手によって、彼女の部屋に監禁されてしまう。

いったいこの状況はなんなのか。

そして彼女の目的と秘密は何なのか。

それを解き明かしていくミステリー要素もあるゲームです。今回紹介する6本のなかでもひと際毛色が違う作品ですかね。

本作のポイントはその絶望的な世界観の暗さ。

もう開幕から主人公に理不尽が雨あられと降り注いでメンタルを削ってくるので、人によってはけっこうやられるかもしれないです。

あとEDが5つあるマルチエンディング形式となっていますが、TRUE√以外はかなり鬱でやるせない結末に至ります。

ゆえにかなり心にくる系の作品ながら、5段階評価で5をつけているようにシナリオが想像以上に良かったんですよね。

幸せのダブルルームというタイトルが詐欺かと思えるくらい、最初の方はエグい話ではあるんですが、極限状態だからこそ描けるピュアな心の在り方が描かれていて、不覚にも感動してしまいました。

ああでも、満点評価はあくまでおウチ系同人ゲームというジャンル内の話ということで。さすがに金色ラブリッチェみたいなシナリオがしっかりしてる、商業作品とは別枠と思ってもらえれば。

元気でないときにやると疲れるかもしれないですが、切ないストーリーが好きな人はぜひプレイしてみてほしいです。

とまあストーリーが良すぎた故に不満点はないものの、欲を言えばもうちょっと謎解きでゲーム要素をつけてほしかったかなあと。

ほぼ作業的に選択肢を選んでいくだけだったので、あんまり必要性を感じなかったのが本音。

しかも本作フルボイスなんですよね。

こういうおウチ系の作品ってOPやEDなどの要所以外は、「うん」とか「おかえりなさい」みたいな特定のワードを使いまわす構成が多いんですが、なんと全てのヒロイン台詞にボイスがつきます。

ここまでやるとほぼ選択形式で進むだけの、ビジュアルノベルなのではないだろうか。

ちなみにCVは私がD.C.4ヒロインで一番好きな、白河ひよりの声を担当している白雪碧さん。つまり素晴らしいということ。

そうそう最後にもう一つアピールポイントを挙げるなら、全部で12の体位全てにLive2Dアニメーションがついてる点があげられます。

すごい気合い入ってるなと思いました。

クオリティーも悪くないしイラストの画風が刺されば、これだけでも買ってそんな損と感じないくらい満足できるんでないかなと。

Steam版なのでもちろん無修正！

同人ゲーム⑥ Teaching Feeling -傷肌少女との生活-

• シナリオ　★★★
• ゲーム性　★★★★
• 恋愛描写　★★★
• 世界観　暗い
• アニメーション　なし
• サービスシーン　普通
• ボイス　なし
• ボリューム　6時間～？？？

最後に紹介するのはこちら。2015年にFreakilyCharmingというブランドから発売された同人ゲーム。

これがまた例えとかでなく伝説的な作品なのですよ。

もう7年以上前に発売された作品にも関わらず、見よこの輝かしい数字の羅列を！

2023年1月にスクショ

FANZAで13万本以上、Dlsiteでは10万本以上の驚異的な売上をほこり、同人ゲームとしてはどちらでも他作の追随を許さない圧倒的な販売本数No.1を保持し続けています。

まあDL販売だけが同人ゲームの全てではないし、同人ゲームにも多様な種類があるものの、実績は十分に同人ゲームの王とも言えるような風格を備えてますね。

それ以降の同人ゲームにも多大なる影響を与えたでしょうし。

落ちゲーで言う「テトリス」とか美少女化の元祖「恋姫†無双」みたいな、歴史の転換点となった一作とも言っても過言ではないかも。

そんな本作ですが内容は町医者を務めている主人公が、成り行きで虐待を受けていたという全身傷だらけの少女を引き取り、一緒に暮らしながら心を通わせていくというもの。

痛ましい境遇で暮らしていた彼女は最初は心を閉じているものの、だんだんと豊かな表情をみせてくれるようになります。

設定もそうだしUIの雰囲気とかもどこか不穏なものを感じさせるような装丁ですが、紛れもない純愛モノの作品。

あえて残酷な選択肢とかを選ばなければ基本的にいちゃいちゃしてるだけです。

なかなか特徴的な画柄だしボイスもなくアニメーションもなし。

私も正直最初見たときこれが歴代No.1の作品・・・？

と疑問に思いはしましたが、プレイしてみると世界観やシチュエーションそしてテキストの妙なのか、確かに可愛く見えてくるんですよね。

あとは非常にヒロインのカスタマイズ性が高く、衣装の種類や色味が非常に多い点も特徴。

やりこみ要素も多いので非常に長く楽しめると思います。

まあでもどちらかと言えば通好みかなあと思わなくもない作品のため、普段同人ゲームとかやらない人が最初の1本で行くにはちょっとオススメはしない・・・かも。

とくに最新の萌えゲーとかばんばんやってる人とかは。