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「アリアサキュズム」をプレイしての感想【かまくらら】

「アリアサキュズム」をプレイしての感想

概要

アリアサキュズム」は 2024年11月にサークル「かまくらら」から発売された同人ゲーム。「エルフメイドさんのご奉仕」を過去に制作しているサークルですね。

サキュバスもので対決に負けるとお仕置きで絞り取られてしまい、勝てば逆に屈服させられるわけですが、一番の特徴はその対決方法。なんと同人ゲームには珍しいリズムゲーです。

また商業作品にも匹敵するほどの、美麗なグラフィックとアニメーションも見逃せないポイント。独自性が詰まっています。

目安のプレイ時間:2~3時間(※難易度イージーでいったんエンディングを迎えるまで)

詳細はこちらから

作品概要


ゲームシステム

主人公となるのはわけもわからぬうちにサキュバスと契約してしまった男。夢のような展開にも思えますが、よく聞くと「性の奴隷」にされてしまう契約のよう。もちろん困るので抵抗しようとしますが、契約を解除するためにはセックス対決でサキュバスをイカせる必要があると告げられます。

それで、肝心の対決方法が音ゲーになっているわけですね。

いちおう短いシナリオパートも存在しますが、本作の圧倒的なメインはこのリズムゲーパート。大半はここを眺めてプレイすることになります。

操作はシンプルで、画面の左右から「ノーツ」と呼ばれるポイントが流れてくるので、マウスorキーボードの左右をタイミングよく押すだけ。ただたまにダミーノーツと呼ばれるお邪魔ポイントもあり、誤って押すとサキュバスから妨害を受けてしまいます。

音ゲーはほぼやらない勢なので詳しくないですが、懐かしの「パラッパラッパー」に近い感じかなあと。

画期的なアイデアだと思ったのは2DLiveアニメーションとHのアクションが連動していること。BGMとノーツの流れに対応してサキュバスがぬるぬる動きます。これは新感覚でしたね。指を動かしているので、実際に攻めてるような臨場感があります。

上手く成功を積み重ねて感度を100%以上に高めると、サキュバスを絶頂させられて勝ちです。曲ごとに複数のステージに分かれており、サキュバスを満足させられないとひたすら搾り取られる性奴隷ルートへ。逆に満足させられると高慢なサキュバスをわからせるルートに突入します。

ゲームのポイントと長所

① 音ゲー初心者でも楽しめる親切設計

私は音ゲー経験ゼロに近く、まったく不慣れでしたがそんな人用に「EASY」モードも用意されています。こちらでプレイすればクリアに詰まることはないかと。私ですらほぼ失敗無しで全ステージクリアでき、ちゃんとサキュバスを感度100%まで導けました。(ちなみにノーマルですら指がツりそうで早々に諦めました・・・笑)

そういった配慮があるのはありがたいですね。

② 高品質すぎるアニメーション

それで、音ゲーやらないのに何故このゲームを購入したかと言えば、アニメーションに惹かれたからの一言に尽きます。本当にみるふぁくの「炎の孕ませシリーズ」とか、あかべぇそふとつぅの「Role Playerシリーズ」にも比肩するレベルですね。めちゃエロくぬるぬる動いて驚愕です。

このクオリティーなら仮に音ゲー苦手であっても、購入してコンプする価値がある・・・といっても過言ではないかなと思いますね。

③ 観賞用モードもあり

リズムゲーとHシーンは合わさってるとオカズ用に使えないではないか、との懸念もあるかもですが観賞用にループアニメーションとして切り出したギャラリーモードもあるので、抜きゲーとしても十分に機能します。

ただアニメーションの品質は文句なく素晴らしいものの、シナリオはけっこう簡易的です。またボイスもついてますが、あくまでリアクションに対する短い台詞なので、ビジュアルノベルのHシーンとはやっぱり違いますね。その点だけ注意かもです。

総評

というわけで「アリアサキュズム」の解説でした。

リズムゲーという確かな個性を備えた、オリジナリティーのあふれる同人ゲームだったかなと。新境地を開拓したい方にはオススメです。

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作品概要


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