「プリンセス・ハニートラップ」をプレイしての感想
概要
「プリンセス・ハニートラップ」は2022年12月に暗い夜から発売された同人ゲーム。
魔王を倒して世界を救った勇者が王国に凱旋したところ、旧知の仲の王女に観衆の前で辱められるところから始まるM向けの「戦闘逆レイプRPG」です。
同サークルからは2021年に「アルフィミアの塔」という作品が発売されており、物語としては独立してますが、基盤となるコンセプトやシステムは踏襲している感じですね。
特筆すべきはフルボイスなのと豊富なアニメーションが搭載されているとこと。
発売から3カ月ってところですが、DLsiteではすでに2万本超のセールスとかなりの売れ行きです。
前作も評価高めでしたが、それの良いとこをきっちり伸ばしたような造りになっていた点が好評だったと予想されます。
原画: Renetan
シナリオ:暗い夜
キャスト:
大山チロル(王女ステラ 役)
藤村梨央(白魔導士ソフィア 役)
餅梨あむ(ラーナ 役)
山田じぇみこ(小悪魔 役)
海音ミヅチ(精霊シャナ 役)
暁鞠子,御子柴泉,霜月優,飴屋ぺろり(妖精 役)
システム
ゲームとしてはRPGツクールが下敷きになっており、ヒロインたちと戦闘を繰り広げます。しかし実力では圧倒的に上でも決して勝てません。
なぜなら彼女たちが攻撃と表してHな誘惑をしかけてくるから。え?決闘中にパイズられとかどういうこと?・・・とかツッコんだら負けです。
そしてHPが0になるか、度重なる誘惑で興奮度がMAXになると敗北となりHシーンに突入します。
そうなるといつものビジュアルノベル形式の萌えゲーと同じですね。
ちなみに本作はM向けに特化しており、もし戦闘で女の子たちの誘惑を振り切って負かせても、わからせ凌辱展開とかには一切なりません。勝ったらそれまでで終了。
例え相手がクソ雑魚小悪魔ちゃんだろうと、一方的に絞られるだけです。魔王を打ち倒せようと女の子の前では無力なのである。
ストーリー&キャラクター
Hシーンを邪魔しないような程度ではありますが、本作ストーリーも存在します。
しかもマルチエンディング。
急な逆レイプで主人公の名声を地に落とした王女の真の思惑は・・・ってあたりがキモですね。まあシチュエーションを楽しむ系なのでそんな凝ってるわけではないですが、どうしてこういう状況になったのかを適度なエピソードで補足しているためなかなか好印象です。
ヒロインはその王女をはじめ、魔王をともに倒した清楚な白魔導士、妙に色っぽい魔道具屋の店員、暴力的なスタイルの小悪魔と精霊、そしてちっぱい妖精4人組。
王道かつバリエーション豊富で各キャラにHシーンあるので、絵柄が好きであればかなり実用性も高い作品であると思います。ボイスとアニメーションがついているのが非常に素晴らしい。
私はあまりRPGやらないのでちょっと戦闘メンドイなと思いましたが(笑)、女の子たちがランダムにH攻撃をしかけてくるのは面白いなと思いましたし、かなり満足いく作品でした。
気になったかたはぜひチェックしてみてください。