雑記

2022年の話題作を振り返りながら萌えゲーアワードの大賞を予測してみる

萌えゲーアワード大賞(2022年)はどれだ

どうも皆様ご機嫌よう。
春も深まってきた今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

FANZAの「スプリングセール2023」なども始まっているので、何を買うか検討している人もいるかもしれませんね。

さて春と言えば萌えゲー界隈ではひとつの恒例イベントがあります。そう、萌えゲーアワードです。

そこで今回はエロゲーにおけるアカデミー賞とも言える萌えゲーアワード大賞をどの作品がとるか、月ごとの話題作を振り返りながら予測してみようと思います。

あくまでいちファンの個人的な予想なのでその点はご了承ください。

2022年1月 「ヘンタイ・プリズン」

  • ブランド「Qruppo」
  • 原画:浮丸つぼね,Chidia,イチトレイ
  • シナリオ:倉骨治人,神近ゆう
  • キャスト
    相模恋(千咲都)桜舞じゅりあ(波多江 妙花)文月弌(紅林 ノア)白砂菓夏海(ソフィーヤ・シコレンコ)蒼井まどか(夕顔 葉月)猫田みけ(太田部 夏海)トク(小沢 翔也)夏樹柑菜(山岸 姫瑠)みたかりん(我妻 樹里亜)海野波(樋口 絵理子)犬神ひなた(櫛森 日和子)あじ秋刀魚(湊 柊菜子)天知遥(花丸)松濤エルザ(釘谷 譲二)

あざらしそふとから「友だちから恋びとへ」などが発売されたこの月。

月間賞を取ったのはの「ヘンタイ・プリズン」。いきなりですが本作は大賞をさらう可能は十分あると思います。

発売ブランドは2018年に「抜きたし」をひっさげて流星のごとく現れニューブランド賞を受賞した後、翌年の2019年には「抜きたし2」では老舗CircusのD.C.4などをおさえ、萌えゲーアワードの大賞を豪腕でぶんどった「Qruppo」。

奇人変人の類がネタやパロディ満載の世界観をハイテンションに跋扈するという作風は本作でも健在のようで、「ついていけん・・・」みたいなコメントもないではなかったですが、尖った作風に反して賛否両論みたいな感じではなく、総じて高評価を獲得してると言えると思います。

批評空間(萌えゲーの有名レビューサイト)での点数は圧巻の中央値90で、2022年新作商業作品のなかではトップ。

ノミネート4作の1角に残らないほうがおかしいと言い切れるほどの人気作で、萌えゲーアワード大賞、本命の作品のひとつと言えましょう。

何だかんだユーザーから支持されることが大事だと思うので。かなりいい線いきそうな気がしますね。

この鬼才が2度目の受賞をするかは非常に気になるポイントです。

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2022年2月 「エヴァーメイデン」

  • ブランド「LiarSoft(ライアーソフト)」
  • 原画:大石竜子
  • シナリオ:海原望,井上阿希
  • キャスト
    萌花ちょこ(アルエット)北板利亜(アヴェルラ)北大路ゆき(キャナリー)野月まひる(パヴォーネ、アドラー)鶴屋春人(マコー)あじ秋刀魚(ルク)かわしまりの(ロビン)

 

SMEEから「1/1彼氏彼女」、CRYSTALiAから「RE:D Cherish!」などが発売した2月は、Liar-softの「エヴァーメイデン」が月間賞をとりました。

本作のジャンルは百合ミスティックホラー。つまり百合ものってやつですね。

周囲とは隔絶した学園という男が存在しない世界で繰り広げられる耽美な雰囲気の物語で、どこか少女漫画っぽい絵柄も特徴的。

何となくローゼンメイデンっぽいなあと思ったのは私だけでしょうか。

レビューとしてはとにかく世界観が良いみたいなコメントが多かったですね。

百合ものは商業作品としてなくはないものの希少種であることは間違いないと思うので、月間賞とったと知った時はかなり衝撃でした。

でも刺さる層がある程度限られると思うので、部門賞とかはとってもさすがに大賞には絡まないかなあ・・・と思ってます。

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2022年3月 「アンレス・テルミナリア」

  • ブランド「Whirlpool」
  • 原画:水鏡まみず
  • シナリオ:近江谷宥
  • キャスト
    北大路ゆき(御厨 恋)小波すず(ルチア=ヴァリニャーノ)澤田なつ(りな)東シヅ(橘 シャロン)くすはらゆい/楠原ゆい(学園長)佐藤涼樹(ポチ川先生)六条太助(黒屋 恭介)

 

いまはなき戯画から「アイキス3」、BaseSonから「戦国†恋姫EX壱」などが発売されたこの月、月間賞をとったのはWhirlpoolから15周年を記念してリリースされた「アンレス・テルミナリア」。

うちのチャンネルでもレビューしてるやつですね。

これはどうだろうなあ・・・プレイした身から忌憚のない意見を言うなら、たぶん大賞には絡まないとう予想します。

うーん、ちょっとストーリーがですね・・・。
何かこう一歩踏み込んだチャレンジに試みたけど、その結果ところどころがほつれてしまった印象。

各ヒロインちゃんと感動パートはあるし決して悪くはないと思うんですが。

個人的にかなり期待したうえでプレイに臨んだことも影響してるかもしれません。

ただ水鏡まみず先生のCG画は文句なく素晴らしいし、何より声優さんたちの演技が上手すぎて震えました

CV部門賞が存在するなら個人的に1位を差し上げたいです。

これでもしアンレス・テルミナリアが大賞をとったら、このクソ雑魚節穴萌えゲーマーがと罵ってください。

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2022年4月 「フタマタ恋愛」

  • ブランド「ASa Project」
  • 原画:夕凪セシナ,結城リカ,冬壱もんめ
  • シナリオ:八日なのか
  • キャスト
    春乃いろは(信田 結愛)東雲りあ(十色 煌)夏峰いろは/倉田ありあ(御子柴 瑠衣)森谷こころ(海野 宮子)花寺香蓮(レイラ)鳴瀬なごみ(信田 真愛)御苑生メイ(岸 なごみ)飴川紫乃(御子柴 瑠那)鏑木真(星乃 英志)七種結花(茨 精華)来馬里於(及川 燿)

ensemble SWEETから「乙女とふれあう、ひとつ屋根の下」、CIRCUSからD.C.4のファンディスクである「D.C.4 Sweet Harmony 〜ダ・カーポ4〜 スイートハーモニー」が発売された4月。

月間賞をとったのはASa Projectの「フタマタ恋愛」。

インモラル系列ではないのに「フタマタ」がテーマであるというちょっと異色の作品です。

ゆえに主人公はどクズ野郎なのである。まあテーマがテーマなだけにそうならざるを得まい。

オリジナリティーはあるものの、物語としてのコンセプトや女の子たちがかなりトリッキーなので、純愛系作品はちょっと食傷気味だって人や、変化球を好む人にはささりそうに思われます。

大賞にはうん・・・絡まなそう★

なんかあちこちに敵を作りそうですねこの記事・・・あくまで個人の意見です皆様。

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2022年5月 「AMBITIOUS MISSION」

  • ブランド「SAGA PLANETS」
  • 原画:有末つかさ,ほんたにかなえ,森部とらのすけ,ぴこぴこぐらむ
  • シナリオ:さかき傘
  • キャスト
    夏和小(有瀬 かぐや)月野きいろ(本郷 虹夢)加伊えりす(石川 弥栄)榎本ねむ(シャルロット・ディ・カーブホーン・イェーズ)小高志季(有瀬 あてな)

蒼の彼方のフォーリズムの続編である「蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2」、CUBEの「ネコと女子寮せよ! 」などをおさえて月間賞を獲得したのは、サガプラネッツの「AMBITIOUS MISSION」。

ライターのさかき傘さんを筆頭に、かの有名な金色ラブリッチェのスタッフが再集結して制作にあたったことで注目を浴びていた本作は、怪盗を軸に据えた熱のこもった冒険物語で、下馬評通りに好評を博したかなあと思います

あんまり合わなかった・・・みたいなレビューはほとんど見なかったと思いますね。まあ金色ラブリッチェがかなりの名作だっただけに、良かったけど金色ラブリッチェの方が私は好きみたいな意見はありましたが。ヒット作を生み出したブランドの宿命でしょうか。

私もプレイして解説動画を上げてるので、詳細に興味ある方はそっちを覗いてほしいですが、しっかり面白かったです。

過去に準大賞を獲得した花咲ワークスプリング、金色ラブリッチェ、かけぬけ青春スパーキングに続いて、これも大賞のノミネート作品になる可能性は高いと思います。

そうそう来月からFDっぽいミニアフターストーリーが発売になりますね。

けっこうシリアスめだった本編の後日談を描いた、イチャラブなアペンドのよう。

そちらの発売も楽しみにしております。

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2022年6月 「アマエミ-loving for you-」

  • ブランド「あざらしそふと」
  • 原画:おりょう,まろたろ
  • シナリオ:嵩夜あや,籐太,温泉大祐
  • キャスト
    実羽ゆうき(明日 咲沙希)風音(来栖 桜綾)森谷うたね(楠木 いろは)

折り返しの6月。
ランプオブシュガーから「ゆまほろめ 〜時を停めた館で明日を探す迷子たち〜」などが発売されたこの月に、月間賞を獲得したのはあざらしそふとの「アマエミ-loving for you-」でした。

心に傷を負った元芸術家の教師と生徒の関係性を描いた、ブランドお得意の純愛ものです。

おおむね悪くない評価を受けてる気がするんですが・・・何故か微妙に影が薄いような気がするんですよね。二ヶ月後に似たタイトルの作品が発売されたせいかだろうか。

レビューもほとんどがGOOD評価ですが、反面VERY GOODの評価もそれほど多くない印象なので、悪くはないんだけどあともう少し欲しかったみたいな感じなのかなあと想像。

でもおりょう先生のHでセクシーな女の子を堪能したいなら満足できる1本のはず。

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2022年7月 「ジュエリー・ハーツ・アカデミア」

次の7月に月間賞を受賞したのは「てにおはっ!feat.真美 〜マゾの悦び開放しましょ?〜」という作品なんですが・・・これはタイトルから察せられるようにけっこう上級者向けの趣の作品です。フェチズム満開!

なのでもう一つの話題作である「ジュエリー・ハーツ・アカデミア」について説明しようかなと思います。

  • ブランド「きゃべつそふと」
  • 原画:しらたまよねぞう
  • シナリオ:冬茜トム
  • キャスト
    月白まひる(アリアンナ)鳥飼すず(ベルカ・トリアーデ)猫弍みるく(メア・アシュリーペッカー)相模恋(ルビイ)

 

発売元はきゃべつそふと。

さくらの雲*スカアレットの恋」のようなシナリオに定評あるゲームと、「あまいろショコラータ」みたいなキャラゲーを交互にだしてるようなイメージが私のなかにあります。

本作はライターが冬茜トムさんということもあり、シナリオに力を入れている作品に分類できるんでないかと。

内容としては『意志(ジェム)』と呼ばれる不思議な宝石を研究する学園を舞台に繰り広げられる、バトル展開のとかもありの壮大なファンタジー。

これはそうですねえ・・・さっきのあざらしそふと作品とは対象的に、わりと評価がばらついてるような感じがします。

今までプレイした作品でベストワンみたいな最高評価もあれば、うーん・・・ちょっと短所が目立つみたいな意見も。とくに戦闘周りの表現とかがマイナスだったようですね。

大賞候補にノミネートされるかは微妙なラインな気もしますが、かなり大掛かけな話のようでシナリオ面ではA評価かったので、シナリオ賞とかはとる可能性ありそうと予測しております。

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2022年8月 「アマナツ」

  • ブランド「あざらしそふと」
  • 原画:ぎん太郎
  • シナリオ:早瀬ゆう
  • キャスト
    青山ゆかり(相倉 和葉)秋野花(雨晴 こがね)甘利ろろ(上梨 夜雪)

 

それでは次は8月。月間賞をとったのはあざらしそふとの「アマナツ」。

6月に続いてブランドとしてこの年2本目の月間賞ですね。

タイトル通りひと夏の爽やかな恋愛を描いた王道の青春もの。現実の季節と合わせて夏にぶつけてきたのは、意図的なのかたまたまなのか。

シナリオはSMEE作品などで活躍しているライターの早瀬ゆうさんで、原画はアイカギシリーズなどでつとめていたぎん太郎氏という、外しはしないだろうという安定の布陣のもと着実にヒットを打ったなあという感想です。

余談ですがこの月から新作紹介の動画を始めたので、大手以外の作品にもちょっと目が通るようになってきた気がします。

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2022年9月 「放課後シンデレラ2」

  • ブランド「HOOKSOFT」
  • 原画:RINKS
  • シナリオ:此ノ花しな,浅黄アキ,モーリー
  • キャスト
    鶴屋春人(小瀬 葉月)冬峰小鈴(夏越 千穂)東上ゆう(車井 みくる)東シヅ(渡良瀬 寧々)鹿瀬紫卯(窓川 芹香)

 

9月、しるきーずこねくとから「ホームメイドスイートピー」、MELLOWから「2045、月より。」などが発売されたこの月に月間賞をとったのは、HOOKSOFTの「放課後シンデレラ2」。

2020年に発売して純愛系作品賞をとった「放課後シンデレラ」の続編ですね。

素直な学園恋愛ものでありながら、放課後の下校時間という瞬間を重点的に切り取っており、ヒロインたちも全体的にちょっとアクが強め。

前作の特徴を引き継ぎつつ、手堅く評価も人気も獲得したと言えるんじゃないでしょうか。

最新作の恋あまはプレイしましたが欠点らしい欠点がほぼなかったですし、安定安心のHOOKSOFTブランドってイメージが強いですね。

ただゆえにこう何ていうのか、逆に言えばアベレージヒッターなブランドみたいな印象もあり、あざらしそふととかも同じですが萌えゲー制作のスタンス的に、大賞を射抜くような作品がでにくいんじゃないかな・・・とか思わなくもないです。

いやあくまで外野からの個人的な意見ですが。

ファンも多いしユーザーが求めるものをしっかり提供はしてるとは思うんですが、さすがに大賞をとるのはホームランかっ飛ばした作品になると思うので、大賞にノミネートはされない・・・かも。

でも前作に引き続いて純愛作品賞とかには、高確率でノミネートされるんでないかなと思ってます。

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2022年10月 「スタディ§ステディ2」

  • ブランド「ま~まれぇど」
  • 原画:木場智士,emily
  • シナリオ:J・さいろー,吉川芳佳
  • キャスト
    歩サラ(墹之上 由乃)ヒマリ/陽茉莉(八重沢 やえ)風鈴みすず(三島 星彩)小波すず(沼津 潤海)

 

ではでは10月。Purple Softwareから「クリミナルボーダー 1st offence」、Diginationから「FLIP*FLOP 〜INNOCENCE OVERCLOCK〜」とロープラ4部作構成の作品が同時に走り始めたこの月、月間賞を受賞したのは「スタディステディ2」でした。

この作品はなんと言いますか・・・前作も含めてちょっと評価が割れてるように思います。

E-moteも搭載でグラフィック面は手放しで高評価なんですが、シナリオとかシステム面で
ちょこちょこつまずいてるっぽい印象

批評空間の中央値も72と2022年で月間賞をとった作品としては一番低く、ゆえに部門賞とかはともかく大賞には絡んでこないのではないかなあと思ってます。

でもこの辺りをふまえて美麗なCGを楽しむことを主目的で購入すれば、十二分に楽しめる作品なのでは。

シナリオに期待するとギャップを感じてしまうかもですが。

あとあんまり関係ないんですが販促が独特というか、サブアイテムがなんかちょっとキモいなって調べながら思ってた記憶あります。て、手書きラブレターだと。。。

いやいいんですけどね、萌えゲーとはそういうコンテンツなので。こういうキモさは評価したい。

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2022年11月 「ハミダシクリエイティブ凸」

  • ブランド「まどそふと」
  • 原画:宇都宮つみれ
  • シナリオ:甲木順之助
  • キャスト
    歩サラ(竜閑 天梨)秋野花(常磐 華乃)柳ひとみ(和泉 妃愛)紬雪乃(錦 あすみ)浜辺実雨(鎌倉 詩桜)あじ秋刀魚(和泉 里)小波すず(新川 広夢)夏樹柑菜(聖 莉々子)

 

終盤戦の11月。

この月はいろんな話題作がリリースされた2022年でも屈指の激戦区で、CUBEの「サメと生きる七日間」、オルトロスの「ツヴァイトリガー」、Basesonの「戦国†恋姫EX弐」の続編などが競った結果、まどそふとの「ハミクリ凸」が月間賞の栄光に輝きました。

ハミクリ凸はプレイしましたが、ものすごく良かったですな。

無印のハミクリの続編という扱いですが、かなり慎重にハミクリの世界観を守りつつ前作でちょっとかけていた部分を補足するようなつくりで、まどそふとスタッフすごい大事に作ったなあという感想。

各ヒロインが唯一無二の輝きがある、現代のキャラゲーとしては最高峰の一品みたいな評価はちらほら見かけますし、私も同様に思ってます。

このハミクリ凸は大賞ノミネート作品への選出、ひいては大賞の受賞も十分狙えるのではないかと

あと月間賞はとらなかったですが「サメと生きる七日間」通称さめななも発売前から話題になっていて、発売後の評価も高く落ち着きました。

体験版のリリースから発売前くらいまでは盛り上がりがすごくて、一部では黒船の来航か、もしかしてこの伏兵が2022年の覇権をつかむのか、みたいなざわつきがあったような記憶。

あと存在しなかった世界線の話になってしまいますが、実はこの月とある伝説の続きとなる作品「サクラノ刻」の発売が予定されていました。

結果発売は翌年に延期になってしまって2022年の番付からは外れてしまいましたが、もし順当に発売されていたら2022年萌えゲーアワードの勢力図に、大きな変化があったことは間違いない気がします。

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2022年12月 「アルカナ・アルケミア」

  • ブランド「Lump of Sugar」
  • 原画:萌木原ふみたけ,流かさね
  • シナリオ:玉城琴也,湖山滝斗,中島大河,海音瑠奈,泰良則充
  • キャスト
    さとうてまり(フィーネ)歩サラ(春若 叶音)明里芽依(春若 萌仁花)おと町(柳瀬 彩良)天知遥(瑠璃・P・テオフラストゥス)

 

あざらしそふとからロープラ作品「アスカさんはなびかない」、戯画から「ガールズフランティッククラン」などが発売されたこの月、月間賞を受賞したのはランプオブシュガーの「アルカナ・アルケミア」。

アルケミアという題名の通り錬金術がフックとなっている作品で、中世と現代とフィクションとノンフィクションが混じったような、ちょっと不思議な世界観の作品です。

良くも悪くもいつもの角砂糖(ランプオブシュガーのこと)みたいなレビューが主流だったような気がしますね。萌木原ふみたけさんの画は相変わらず美しい。

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2022年「萌えゲーアワード大賞」受賞作の予想

以上をふまえて私が2022年萌えゲーアワード大賞候補にノミネートされると私が予測する4作は・・・

  • Qruppoの「ヘンタイ・プリズン」
  • サガプラネッツの「AMBITIOUS MISSION」
  • まどそふとの「ハミダシクリエイティブ凸」
  • CUBEの「サメと生きる七日間」

の4つ。

そして大賞を受賞するのは・・・「ハミダシクリエイティブ凸」!と予想します。

やはり単純に面白かったですし、キャラクターデザイン、シナリオ、オリジナリティーなど全ての面が万人向けかつ高水準で、これだけ誰にでもオススメできる作品はそうないというのが私の総評。もちろん異論は受け付けます。

みなさんの予想はなんでしょうか。実際の発表が楽しみです。

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