同人

「ハグとも! 隣の優しいギャル娘は初めての・・・」をプレイしての感想【rainhills】

概要

ハグとも! 隣の優しいギャル娘は初めての・・・」は2020年に9月にrainhillsから発売された同人ゲーム。同ブランドがオンラインで発売している唯一のゲームですね。

内容としては純然たるビジュアルノベル作品で、UI周りもしっかりしておりCVは歩サラさん、ED曲も付きと、同人ゲームですがクオリティーは商業作品に見劣りしないレベルと言えます。

ヒロインは見ての通り褐色肌ギャルで、ちょっと小悪魔な女の子みたいな紹介をされてますが、実態は聖母そのものです。無限のやさしさをまとった慈愛の化身で、心が浄化されて焼き切れるところでございました。

原画:一真

キャスト:歩サラ(野々原 うたい)

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作品概要

あらすじ

ストーリーとしては人づきあいが苦手で周囲から浮いている主人公の「宮沢コウ」が、隣の席のギャル「野々原うたい」と仲良くなっていく、その過程を追うといった感じです。

公式ページの紹介にあるようにヒロインへの告白から始まるんですが、彼氏は作らないと決めてるから付き合えないと言われてしまいます。

でも「ハグとも」ならいいよ・・・ってことで、それ以上Hなことはしないけれど定期的にハグだけするという、ちょっと不思議な関係に。

この絶妙な距離感での心と体の触れ合いが、本作の特徴と言えます。

総合レビュー

ざっくり言うと不器用な少年と優しい少女の恋を通じた成長物語でしたね。まあ成長するのは主に主人公側で、あまりにも天使すぎるヒロインが手をとって導いてくれるって感じでしたが。

私は非常にツボなジャンルなのでかなりささりました。ピュアすぎるよ・・・泣

ロープラなりのボリュームで読了まで2~3時間ってとこですが、肝となる部分がしっかり切り取られているので、満足感はあると思います。

主人公がただの黒子で無個性のモブというわけではなく(ネタばれになりそうなので詳しくは言えないのですが)情けなさを抱えながらも好きな女の子のために奮闘するっていう心理描写がよく描かれており、好き嫌いは人によりけりだと思いますが私はとても好きです。ソープランドのはっしゃくさまの記事でもそんなこと書きましたが。

イラストも可愛い系で安定感あって素晴らしい。

唯一ヒロイン側の過去の描写が少しひっかかったというか、そこ触れるならもうちょい掘り下げた方がいいんじゃ・・・?みたいな箇所はありましたが、十分に良きシナリオでした。

おわりに

というわけで「ハグとも! 隣の優しいギャル娘は初めての・・・」のレビューでした。

単純な売数だけを見るとそこまで売り上げ本数多くないのですが、それが何でって思うくらいには良き内容でした。こういう作品に出会うと見つけてやったぜというオタク心が刺激されます、笑。

(黒)ギャル好きか純愛もの好きなら間違いなく満足できると思うので、興味があればぜひ。

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作品概要

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