萌えゲー解説

「自爆カノジョ」感想&レビュー動画【Hending】

自爆カノジョ 感想&レビュー動画

概要

「自爆カノジョ ~彼女は隠れて身悶える~」は2019年にHendingより発売されたゲーム。

一言で表すといたいけな男子を手練手管に長けた女子が弄ぶという、いわゆる「からかい上手の高木さん」系列の作品です。オーソドックスな内容ですが、細部まで丁寧に造られていて完成度の高さを感じました。

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公式サイト
FANZA

評価

  • ストーリー : 7点
  • ワードセンス : 7点
  • キャラクター : 7点
  • エロ&グラフィック : 8点
  • その他 : 4点

総合評価:33点(50点満点)

あらすじ

平凡な学生「直島一夜」には不満があった。

それはつい最近付き合い始めたカノジョ「天江 亜沙」にいつもやり込められては照れさせられて振り回されまくっていること。

カノジョは可愛い、だがそれでは男の沽券にかかわる!

ゆえにあの手この手で逆襲をしかけますが、カノジョのほうが何枚も上手なので、気が付けば逆にマウントをとられて照れさせられている。

でもいつかその鉄面皮を剥がしてやるぜ!
・・・・・っていう話です。

実に教科書通りですね。

数ある分家のなかでも本作はかなりアレンジがシンプルで、原典に忠実な印象です。

キャラクター紹介

天江 亜沙

引用:Hending公式サイトより

最近付き合い始めたばかりの恋人。

主人公のことが好きすぎて照れさせたくて、二人きりになるたびにセクシャルに挑発してくるヒロイン。

キサマノリセイヲトカシテヤロウカ!

フランクかつ掴みどころのない性格で、主人公とは異なり動揺をあまり顔にださないタイプ。そのからかい好きはちょっとした小憎らしさすら感じるほど。

ただこの亜沙というキャラ、この小悪魔な一面を見せるのは主人公にだけで、普段はわりとクールというか他人とは距離を置いて接するドライな性格なんですよね。つまり2人っきりのときだけ違う顔を見せてくると。

そう聞くと魔性の女にも見えますが実は超純情!

余裕ある風な仮面をかぶっているだけで部屋に帰ると、恋に脳みそをやられた乙女丸出しで悶えに悶えまくる裏の顔を見せるのです

本家がわりと本心をヴェールに隠してたまーにチラ見せ程度なのに対して、亜沙は高木さんほど駆け引きが巧みではなくタイトル通り事あるごとに「自爆」しては、自分の方が照れて悶えてしまう。

カレシの前では隠し通そうとするも、もう決壊寸前。

その辺りの心理描写が彼女視点でちょくちょく挟まるあたりが、差別化点であり本作の最大の魅力と言えましょう。

2人以外の登場人物は本当に最低限のモブのみです。

総合レビュー

ストーリー 7点

言ってしまえば普通の学生が平凡すぎる日常のなかでいちゃいちゃするというだけで、つまり恋に盲目バカップルが乳繰り合ってるだけではありますが、そのゆるく続く幸せが保証されてる感がこのジャンルの魅力ですね。

スタートの段階でもう人間関係も世界も完成されているというか。本作もその不文律をきっちり守っており非常に安心感があります。

ゆえにドラマチックさもほぼないのが玉に瑕。

特別な出来事も大きな関係の変化もなく、淡々と進む日常の中の微妙な気持ちの変化だけが綴られます。

しかし決して悪いということはなく。奇をてらわずに定石を貫き通したという感想。

欲を言えば亜沙が心を隠すようになった理由については、もう少し掘り下げてもとは思ったかなと思います。

引用:FANZAより

ワードセンス 7点

こちらもまあストーリーと同じような評価です。

この世のカップルが行うべき必須タスク、恋人のやりとり基本構文みたいなものを丹念になぞっていく感じ。

良くも悪くも優等生的な文章って印象が強いですね。

引用:FANZAより

キャラクター 7点 グラフィック&エロス 8点

シングルヒロイン系だけに亜沙のグラフィックは作りこまれていて、顔の表情も豊富だったしポーズの切り替えとかもかなり細かかったです。

あと距離感とかもしっかり表現されており、近くなるとボイスがウィスパー気味になったり、立ち絵の使い方を工夫してCGっぽく見せたり、とにかく丁寧な造りでした

サービスシーンもきっちり王道でまとめています。下着のパターンが多かったのはいいぞいいぞー。

その他加点要素 4点

総合的に見てツッコミどころらしい点がほぼ見つからない、正統派な紳士の人たち向け高木さんって作品でした。

けれどそれだけに本家と比較して限界のような部分を感じたりもしたんですよね。

うん、やっぱりこういう「からかい上手の高木さん」系って、エピソードごとの動作や表情ありきの楽しさ、つまりビジュアルがかなり大事なのかなーと。

さっきも言いましたが本作かなり丁寧に制作されてはいますが、萌えゲーである以上どこまでいっても立ち絵のポーズと表情差分の入れ替え+テキストだけで構成されてわけで、正直途中でちょっとワンパターンだなって飽きを感じました。

言っておきますが声優の「蒼乃むすび」さんはめっちゃ演技上手かったです。

でもこのクラスの声優さんがCVあてて、細かい部分まで配慮して作りこんでこれということは「からかい上手の高木さん」ジャンルは漫画やアニメの方が媒体としていいのかなって、ビジュアルノベルの限界を感じた部分もあったわけでして。

完成度が高いと思ったからなおさらさですね。

なんて最後に野暮な話をしましたが、非常にクオリティーの高い萌えゲーだと思うので気になった人はぜひプレイしてみてください。

評価

  • ストーリー : 7点
  • ワードセンス : 7点
  • キャラクター : 7点
  • エロ&グラフィック : 8点
  • その他 : 4点

総合評価:33点(50点満点)

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