雑記

「萌えゲーアワード2024」への所感とおすすめのセール品

どうも、サイト管理人のかごもぶです。

5月の新作紹介動画でも触れましたが、年に1度の美少女ゲームのアカデミー賞「萌えゲーアワード2024」が発表されましたね。

見事に大賞をとったのは「催眠性指導」でしたが、予想どおりだったでしょうか意外だったでしょうか。

今回は個人的な所感をまじえて萌えゲーアワードを振り返りつつ、合わせてFANZAで行われているセールについて、軽くオススメの作品とか触れてみようかと思います。

それではまいりましょう~。

萌えゲーアワード2024 各部門賞についての振り返り

大賞

2024年の大賞をとったのはだーくワン!の催眠性指導 Secret Lesson
おめでとうございます!

でも正直な感想を言えば初見時の反応は「え?」といった感じでした、笑。

基本的にはやはりシナリオゲーが強く、歴代で大賞をとった作品を振り返ってみても、これだけ直球な抜きゲーはありません。しかもしっかりインモラルな内容。これは快挙なんじゃないかと思います。

逆に言えば対抗馬となれる抜きんでたシナリオゲーがなかったのか・・・それこそ前年のサクラノ刻のような・・・。

いや決して悪く言うつもりはないのですが。作品としての評判は良かったですし、何よりもともとエロマンガ畑にいた自分は愛上陸先生のファンで、原作となった同人誌もずっと昔から読んでるので感慨深いです。

ただ業界も分岐点にさしあたっているのかなと、思わせるような大賞作品だったと感じます。

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作品概要

ユーザー支持賞

大賞に次いで傑作だった作品に与えられる、昔で言うところの準大賞に当たるユーザー支持賞を得たのは「きまぐれテンプテーション2」、「アンラベル・トリガー」、「オトメ世界の歩き方」の3作品でした。

まさかの続編ということでエロゲーファンが湧きたった「きまぐれテンプテーション2」。前作はきみしま青先生の萌えすぎるイラストに反して、陰鬱で閉鎖的な世界観で物語は進行し、グロ&胸糞描写も多いシルキーズプラス WASABIらしい作風でした。

対して本作はいろいろ全体的にマイルドになり、和風オカルト×異能バトルものといったテイストで後味もよく、総じて万人受けする内容でしたね。良かったですが続編ということと、無難な方向性のつくりを加味すると、ユーザー支持賞は納得のライン。

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作品概要

優勝候補筆頭のひとつ「アンラベル・トリガー」大賞受賞ならず。ブランド名こそ違えど2021年の萌えゲーアワードを席巻した「創作彼女の恋愛公式」とほぼ同じスタッフの作品ということで、かなり期待はされてたと思いますが残念でしたね。

逆に前作が大ヒットになりすぎて期待値が高まりすぎてたのでしょうか。創作彼女は完全なる新星といった扱いでしたし。

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作品概要

ライターがNYAON氏で主人公が男の娘、しかも声優が歩サラさんということで、いや「オトメ*ドメイン」だろ!・・と誰もが思った精神的な続編「オトメ世界の歩き方」。

オトメ*ドメインはいまだにファンが多いもの、萌えゲーアワードは話題賞でおさまっていたので、ユーザー支持賞はかなり頑張ったんでないかと思います。

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作品概要

シナリオ賞

シナリオ賞をとったのは上記の「アンラベル・トリガー」に加えて、「旭光のマリアージュ」と「八剱伝」

「八剱伝」は・・・めちゃ話題になりましたし十分に大賞候補だったと思いますが、シナリオ賞の一冠。いやシナリオ賞も相当すごくはあるのですが。

完全に妄想にすぎませんが、あまりに重厚過ぎるストーリーとボリュームで作品として敷居があがったことにより、ライト層にそこまで受けが良くなかった・・・とか?

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作品概要

 「旭光のマリアージュ」がシナリオ賞はensembleとして快挙なのではないでしょうか。純愛系作品賞はよく獲ってるイメージありますが、シナリオ賞は今回が初。

発売当初から「今回はシナリオもいいぞ!」とSNSでもけっこう評判になっていたのが印象に残ってます。

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作品概要

純愛系作品賞

シナリオ賞をとったのは「シークレットラブ(仮)」、「ラブピカルポッピー!」と「D.C.5 Plus Happiness ~ダ・カーポ5~プラスハピネス」

うんまあ・・・ちょっとコメントが浮かばないくらい順当な選出ですね。HOOKSOFT系列が盤石すぎる。今後も受賞しない年なんてないのではなかろうか。まあコンスタントにフルプライス作品を輩出するという、すさまじい企業努力ゆえのこの結果に違いないですが。


エロス系作品賞PINK

エロス系作品賞PINKを受賞したのは上記のきまテン2に加えて「Pure×Holic~純潔乙女と婚姻カンケイ!?~」、「妹Friend!」、「紬の花嫁」と「夏への方舟1」の計5作品。

Pure×Holic」と「妹Friend!」のアトリエかぐや組は順当ですね。かぐや組はチームいろいろありますが、アニメーションとエロに全ぶりのかぼちゃ班(Honky-Tonk Pumpkin)とchoco-chip神を擁するうさぎ班(BARE&BUNNY)がやや抜きんでている感じがします。

個人的に推したいのはやはり「紬の花嫁」。

このサイトではたびたび「はっしゃく様」を褒めちぎってますが、それに続いてシナリオ良かったです。エロス系作品賞PINKなので抜きゲージャンルに分類されてるかもですが、物語のクオリティーは下手なシナリオゲー以上。無情な運命のなかで自分なりの幸せを求めてもがく、ヒロイン2人の姿に感動しました。あ、アニメーション付きでHシーンも見どころなので、百合系好きであれば実用性もめっちゃ高いです。

夏への方舟」については過去に記事を書いてるので、そちらをご覧いただければと。

エロス系作品賞BLACK

シナリオ賞をとったのは大賞の「催眠性指導」に加えて、「キョウセイ支配」、「狙われた優等生 身代わりの代償」、「虜ノ麗」と「鏖呪ノ嶼」の計5作品。

BISHOPの「キョウセイ支配」はさすがの一言。これで7年連続でのエロス系作品賞ですかね、HOOKSOFTが光属性の皇帝なら、闇の帝王はBISHOPで間違いないでしょう。

虜ノ麗」はパッケージが至高すぎます。男騎馬の上で美少女たちが騎馬戦とか、センスが溢れすぎていて怖い。

 蓋を開けるまで何が飛び出るかわからない、萌えゲー界のパンドラボックスCLOCKUPの「鏖呪ノ嶼(おうじゅのしま)」もダーク系の話ながらシナリオ面の評価が高かった一作でした。

グラフィック賞

シナリオ賞をとったのは「オトメ世界の歩き方」に加えて、「美少女万華鏡異聞 雪おんな」と「同級生2リメイク」の計3作品。

美少女万華鏡異聞 雪おんな」はめちゃくちゃ同意なのですが、何故「はじめるセカイの理想論 −goodbye world index−」の姿はないのだ・・・!水鏡まみず様だぞ・・・!

はじ論はシナリオ賞とかもとらずに無冠でしたね。これだけが今回のアワードで「ん?」と思ったポイントでしょうか。もちろん枠に限りはあるものですが。

サウンド賞

サウンド賞は「セレクトオブリージュ」、「刹那にかける恋はなび」と「悠刻のファムファタル」の3作。

セレクトオブリージュ」はこの他に夜刀くくるがベストヒロイン賞に選ばれ、そしてFANZA GAMES賞と3冠ですが、大賞やシナリオ賞、ユーザー支持賞には入らず。

うーん・・・決して悪くはないものの、といったところでしょうか。ハミクリが大ホームランだっただけに期待値が高まり過ぎたのか何なのか。

ロープライス賞

ロープライス賞は「戦国†恋姫BRAVE壱」、「イチャ×2スタディ由乃〜Dear Future〜」と「神楽新風記〜愛莉の章〜」。

バカップル・サプリメント期待してますまーまれぇどさん。果たして2025年中にいけるのかもわららぬですが。

以上、主な萌えゲーアワード部門における所感でした。

萌えゲーアワード2024セールについて

最後にこれも恒例のアワード後セールにつきまして。上で挙げた各受賞作に加えて「過去の受賞作品の単品セール」も行われてはいるのですが・・・

いちおう全て目を通しましたが、これはお得!・・・って目玉な作品はあんましないですかね、笑。急ぎでなければ一か月後くらいに始まる、夏のビッグセールを待った方がいいかと思います。

ただ我らが「まとめ買いセール」に関してだけは・・・!

事情が別でこれが1,000円で買えるなら素晴らしいって作品がけっこうあります
値段や評判を加味しつつ個人的なオススメ10本を以下に並べます。よければご参考にください。作品選択画面は「こちら」。

  1. ユズリハの詩 〜 異能力組織犯罪対策部 特殊機動隊 第二課
  2. 華は短し、踊れよ乙女
  3. MUSICUS!
  4. 見上げてごらん、夜空の星を
  5. 見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS
  6. 見上げてごらん、夜空の星を Interstellar Focus
  7. 出会って5分は俺のもの! 時間停止と不可避な運命(アトロポス)
  8. ワールド・エレクション
  9. pieces/渡り鳥のソムニウム
  10. pieces/揺り籠のカナリア

 

それではまた次回の動画か記事でお会いしましょう。

良き萌えゲーライフを。

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