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「忍堕とし」をプレイしての感想
概要
「忍堕とし」は2023年5月にサークル「まろん☆まろん」から発売された同人ゲーム。
パッケージでも縛られている忍者娘「綾目(あやめ)」をあの手この手で調教し、身も心も堕としていく過程を楽しむゲームとなっています。
2023年における同人ゲームの売り上げ本数としては、FANZAで3位、DL siteでは5位を記録しており、去年発売した作品のなかではかなりのヒット作ですね。
実際にやってみての感想としては、とにかく調教時のアニメーションのクオリティーとにかく高い!
↑公式ページから引用
しかもほとんどの場面でボイスが適応されており、エンディングが21と多様に分岐するのでコンプリート欲も満たせる。しかもUIの出来も商業作品並みと、あらゆる面においてハイレベルな同人ゲームでした。
目安のプレイ時間:6~7時間(全てのCGを集めようとした場合)
ブランド:まろん☆まろん
キャスト:藤村莉央 / 叶神 / 大山チロル
ゲームシステム
本作の物語の舞台はまだ忍びが歴史の裏舞台で活躍していた戦国時代。
主人公である忍者が、運よく敵方で最強と呼ばれる凄腕の少女「綾目」をとらえるところから始まります。ただ殺すのはもったいないと一計を案じたお頭の命により、彼女を調教して寝返らせるというのがミッションです。
調教がテーマの作品なのでメインヒロインの綾目は男を知らない全くの生娘。これだけバインバインの煽情的な体でウブっていうのは非常にそそりますね。
ゲームは大きく分けて昼の”調教パート”と、夜の”交流パート”に分かれます。
調教パートで行うのはもちろん調教。調教には「奉仕」、「凌辱」、「恥辱」の3タイプがあり、いずれかの調教を施すことで綾目の「淫乱度」パラメーターが上昇し、さらにだんだんと激しいプレイを課せられるようになっていきます。
調教がメインの作品ではあるのですが一方で純愛要素もあるのが本作の特徴で、それに大きく関係してくるのが夜の交流パートです。
綾目をとらえている牢におもむくと、会話を行うことができます(昼間に調教している人物と同一とは思われていない、別人のふりをして会う)。
ここでの選択肢によって「好感度」パラメーターが上昇していき、それと「淫乱度」と「調教度」の兼ね合いによってエンディングが分岐するといった構造ですね。21ものエンディングが用意されているので、なかにはバッドEND風なものもあります。
また夜パートで牢以外の場所を選択するとイベントが発生することがあり、そちらの進行度によっては別ヒロイン√に至ることも。
ゲームのポイントと長所
① クオリティー激高なアニメーション
本作の魅力を語るうえで一番はやっぱりアニメーションなのはないかと。
調教シーンでは綾目のいろんな場所をクリックしてお触りしては悶えさせたり、恥ずかしいことを強要させるわけですが、フルアニメ&フルボイスなのがまあ素晴らしい。動作も非常に滑らかで解像度も2560×1440まで上げられるので、めちゃくちゃ満足度高かったです。私が過去にプレイした同人作品のなかでも最高クラスかと。
プレイ内容も豊富で衣装を細かく変更できたり、体位や視点を変えたり、道具を持ち換えたりと攻める手段は様々。ぷるぷると揺れるドスケベボディーを堪能できるわけです。すごい気合いはいった作りですね。
CVの藤村莉央さんもとても良かったです。最初はちょっとドスがきいててツンツンしてる感じなのに、親しくなるとストレートに好意をぶつけてくる感じが、ああ攻略したなあって達成感を助長します。
② エロ可愛いCG枚数の多さ
CG枚数も78枚(+差分)とオーソドックスなところからちょっとマニアックなところまで(ふたなり改造調教とか木馬攻めとか)、幅広くカバーしていると思います。それゆえにボリューム不足感もなかったですね。
絵柄も可愛さとエロさをミックスした非常に私好みの感じで、たぶん万人受けする系のタッチなんじゃないかなと思います。
③ インモラル系が苦手な人でも楽しめる
あと女の子がひどい目にあっちゃう系の作品はちょっと・・・って人でも楽しめる構成になってるのも好印象です。
かくいう私も調教とか凌辱とかNTRとか基本苦手な人なのですが、本作は純愛系√も用意されており、「奉仕」というかなりライトめな調教手段が用意されているので(綾目に手コキ、フェラ、パイズリ、騎乗位してもらうだけ)、十分に楽しめました。
もちろん恥辱系では街中で自慰させたり仲間の前で壁尻したりしますし、凌辱系では木馬や触手などなかなか目を背けたくなるプレイもあるんですが、そこはまあプレイヤーの気分や好みで楽しめばいいとだけ思うので。選択肢があるのが偉い。
調教系作品でありながら、かなり受け口は広いと思います。
※少しだけ気になったポイント
と、ここまで紹介してきたように、正直なところマイナス点はほぼ感じない同人作品なんですが、ちょっとだけ補足するなら調教シーンはわりとシンプルでそんなにゲーム性があるわけではなかったですね。例えば「シロウト家出娘と俺」みたいにいろいろゲージ管理しながら、攻め手を考えるような感じではないです。ひたすら感じさせるだけ。
そのためか本作コンプするためにはかなり周回して調教しまくらないといけないんですが、途中でけっこう作業感でてしまった、笑。まあ抜き目的で使うならこれくらいシンプルな方が、使い勝手はいいかもですがね。
総評
というわけで「忍堕とし」の解説でした。
王道の調教モノかつ様々な点でゲームとしてクオリティーが高く、ガチガチに凌辱特化って感じでもないので誰にでも勧めやすい良い同人ゲームだなって思います。
綾目がただの調教攻めされるだけのアイコンなのでなく、ひとりのヒロインとしても萌え的な意味でしっかり可愛いのも、普段は商業作品やってる私には受け入れやすい点でした。
黒髪ウシ乳少女と戯れたいぜって人はぜひプレイしてみてください!