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「ダンジョンウィズガール」をプレイしての感想【ただただ愚か】

「ダンジョンウィズガール」をプレイしての感想

概要

ダンジョンウィズガール」は2023年7月にサークル「ただただ愚か」から発売された同人ゲーム。

同サークルにおける処女作なんですがこれがなかなかの売れ行きでして、発売から1週間ほどで2万本ほどのセールスを叩き出しました。そのためランキングを一気に駆け上がったなあという印象が残ってます。

発売10日後の記録

 

やってみたら評判通り面白くて、寝不足になりながら1日でクリアしてしまいました、笑。

ゲーム性の高さも魅力ですが、やっぱりヒロインの「モニカ」が可愛すぎたのがヒットした一番の理由かなあと。陽キャなギャルからしか摂取できない栄養がきっとこの世にはあるのだと信じています。

目安のプレイ時間:7~8時間(2周してトゥルーEND見るまで)

シナリオ:ただただ愚か
イラスト:ただただ愚か / おわん

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作品概要

ゲームシステム

ゲームのジャンルとしてはRPGツクールを下敷きとした、ターン制の戦闘ありのロールプレイングとなっています。

タイトルの通り昼はヒロインのモニカと二人でダンジョンに潜って冒険し、夜は宿に帰ってきてイチャラブH・・・を繰り返しつつ、ギルドからのクエストをこなしたり、モニカが求めているアイテムを探していくといった流れですね。

敵を倒しても経験値は獲得せず、Hをするたびにステータスが強化されていくというのが特徴というか、萌えゲーらしさでしょうか(装備品とかはドロップする)。

あとイチャラブが本筋ではあるゲームなんですが、舞台がダンジョンということもありモニカには常に魔の手が迫ってきます。

ダンジョンを根城にするオーク、触手の怪物、はたまた胡散臭い宿屋のおっさんなどなど・・・。それらを振りほどけないとモニカがけっこうなひどい目にあってしまいます。この辺の描写はけっこうヘビー。

まあ注意してれば回避できますが、インモラル要素やリョナシーンは苦手って方は少し注意が必要かもです。

ゲームのポイントと長所

① 絶妙なランダム要素によるゲーム性の高さ

本作における一番のウリはゲーム性の高さだと思ってます。

ダンジョンパートでは「進む」ごとに以下のようなカードが出てきて、選択したものに応じてかなりの種類豊富なイベントが発生。

さらに多くの場合ダイスロールも行われ、出た目によって結果も変化します。

これによってHPやMPといった基本的なステータスから、主人公たちの行動力、ダンジョンを進むことで溜まっていくケガレ値(性欲)、モニカからの好感度、アイテムの重量など、様々なパラメーターが変化していくんですよね。

もちろんダンジョン内ではHなハプニングも満載ですし、好感度が上がればモニカからご褒美をもらえることも。

といった感じでほどほどのランダム要素が常にあることで、最後まで飽きずにプレイできたのが非常に上手い作りでした。

ランダム性がありすぎると運ゲーになるし、なさすぎると作業ゲーになりますが、良いバランスだったと思います。

② 適度な難易度とやりこみ要素

難易度も私的にはちょうど良いくらいだと感じましたね。最初はけっこう簡単なので「まあ萌えゲーだしこんなもんか」と思ってゴリ押ししてると、急に敵の猛攻にあって負けたりします(でも負けることで見れるCGもあり)。

でもやる気が萎えるほど難しいことはなく、ちゃんとアイテムを探しては装備して、毎晩のHでモニカを鍛えておけば、クリアは誰にでもできるレベルです。強い敵がいたら状態異常アイテムでハメるといいぞ(ボソッ)。

またマルチエンディング形式となっており、トゥルーエンドに到達するにはいくつかの条件を満たさなければいけませんが、ゲーム内にちゃんとヒントがあります。意図的に特定のイベントを避けたりしてなければ、1周するころにはどうするばトゥルーに行けるか見えているはずです。

そして強くてニューゲームでリトライすれば、2周目でほぼトゥルーにたどり着けるかと。

BADENDも8つほど用意されてますし、特定の階層でないと起きないイベントもあるので、コンプ欲を満たしたいって方でも楽しめます。

③ アニメーションもありのHシーン

そして忘れてはいけないのが夜のHシーンですね。本作のサービスシーンは同棲モノのように「体力」、「絶頂値」、「開発値」みたいなパラメーターが設定されていて、選択することでリアルタイムでゲージが変動する仕組みです

最初は手こきと正常位での挿入くらいしかできませんが、体の開発を進めたりダンジョンで特定のアイテムを入手すると、どんどんプレイがアンロックされていくのが攻略感あって良き。

何よりモニカの健康的なエロスが非常にこう、クルんですよね。ボイスはBGVのみですし、アニメーションもそんなに派手に動くわけでもないんですが、謎の高い満足感があります。ダンジョンパートも含めてできる範囲が限られる同人ゲームというくくりの中で、すごく上手くやってるなあと感心しました。

あ、でも前に紹介したようなおウチ系のような、特化作品くらいのクオリティーを期待するとちょっと物足りなく感じでしまうかもです。そこは基本はRPGですゆえ。

総評

ゲーム性もHパートも素晴らしく、とても完成度の高い同人ゲームだなと思いました。これだけ売れているのも納得です。

一にも二にもとにかくシナリオの良さを重視します!、ヒロインが可哀そうな目に合うのはちょっと・・・みたいな人でなければ、ほとんどの方は満足できるのではないでしょうか。

値段を考えれば十分満足ですが一部実装されていないHがありまして、そちらがアップデートで追加されることにも期待しています。

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作品概要

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